山中湖の紅葉
投稿者 :榎本千絵 on
8月に植えた木々がようやく根付いて、赤い実をならせたり、葉っぱがオレンジに色づいたりして、とても綺麗です。
山中湖に自生している種類の木(ブナ、ソロ、ヤマコウバシ)、野鳥が好きな隠れられる常緑樹(ソヨゴ、シラカシ)、
実を食べる野鳥のための木(ヤマボウシ、グミ、エゴ、ガマズミ)、マイナス10度でも耐えられて春夏に綺麗な花を咲かせる木(ヒメシャラ、マンサク、シャクナゲ)・・
野鳥たちがさぞ喜ぶだろうと楽しみにしていたのに、新しい木を怖がって、なかなか止まりません。
自生しているモミジや桜や、オクイボタには止まるのに。
巨人がまた何か企んでいると思ったのでしょうか?
玄関のポストには、凍らせた鳥が飾ってあるし。(ホームセンターで買った樹脂製の置物)
これを餌場に置いたときには、決して近づきませんでした。
今はもう美しく色づいた紅葉の季節なので、葉っぱがクルクル踊るのも
茂る緑色の葉っぱも、区別なく楽しんでほしいものです。
今年は、近隣で、今までにないくらい、木が切られた年でした。
そして、今までに無いくらい大地に謝り、許しを請うた年でもありました。
木が切られている瞬間には、ヤマガラが、窓から伐採の様子を見る私の目の前に何度も右往左往しながらやって来て、訴えるように一生懸命鳴いても、何もしてやれませんでした。
私も土地の業者には、何度か交渉しましたが、上手く聞き入れてもらえず、切られる間は悲しみで気が狂いそうな思いでしたが、自分の土地でもないので、線香を大量に焚いて大祓の祝詞を唱えるほかありませんでした。
木が切られた直後は、毎晩枕元に、山の神様が来られて、ものすごく怒っていました。
特に主人のところに来られた時には、命の危険さえ感じました。
どうすれば宜しいでしょうか?との問いに、「木を植えなさい」とのことでした。
それから、毎日のように、木について調べ、植木屋さんに通い、
植木屋さんのアドバイスも伺い、8月中に大小48本の木々を植えることが出来ました。
狭い土地に混植して植えたので、なんだか一部ディズニーランドの植栽のような印象になってしまいましたが、それも気に入っています。
植えた日にの夜には、鹿さんが来て、早速首が届く範囲のシラカシの葉を食べてしまったので、慌ててネットを張り、柵を作ってしまいました。
今まで植えた沢山のアナベルや百合は、全て猪や鹿さんに食べられても
柵はせずにいたのですが、今回は、山の神様のこともあり、柵はどうしても作らなくてはなりませんでした。
植え終わった次の日の夜、今まで嗅いだことのないモミの良い香りが
寝室にしていて、これは山の神様のOKのサインかもしれないと思いました。
その次の日にはヒノキの匂い、また次の日には、、イチゴミルクのような香りもしていました。
神様のOKとは、思い込みかもしれないけれど。
それから、山の神様は来なくなりました。
それでも、毎日の日課として、ここ2年ほど続けている土地の神様に感謝の祈りを捧げ、お線香を焚いています。
この土地に住まわせて頂いて有り難うございます。と
動物や、木火土金水のエレメントにも。
人間の悪気がない行動に、どれほど自然の神様が怒っているか、
気づきにくいものですが、生かされていることに感謝して生きたいものです。
来年は、大好きなケヤキをたくさん植えたいです。
ヤマガラは、神様の使いなので、人間には、住まわせてやっていると
いつも上から目線です。
文字通り、頭の真上に来て、叱ってくれて(笑)、有り難いことです。