石との付き合い方について

投稿者 :榎本明弘 on

石との付き合い方について

石にはいろいろな付き合い方があるかと思いますが、
当店がお勧めするのは、「石は眺めて楽しむもの、自然から頂いた恵みとして感謝するもの」というスタンスです。

伊勢神宮でも神職の方々が日ごと神様に感謝を捧げるように
自然の恵みである石に感謝を捧げることは
石を清めることになり、
また、石に限らず、日本古来からの、全ての存在には魂が宿るという
日本人にとってはごく自然な考え方に即したものだと思うからです。

願掛けは、しない方が良いです。

欲によって石が汚れますし、
良くないものを引き寄せてしまいます。

石は、一生懸命努力する人の側で、そっと寄り添い
石なりの健気さで、見守ってくれています。

朝日に照らされた石がきらきら光って綺麗だなと思ったら、
「今日もいてくれてどうも有り難う」と心の中で挨拶して、
お返しに、水洗いしてさらにピカピカにしてあげるような感覚で付き合うのは、いかがでしょうか?

この石と友達になりたい!

共に過ごすことで、心の豊かさを育んでいく友人のような、一期一会の石との出会いがありますように。


店長

 


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