身体と心のこと
投稿者 :榎本千絵 on
このようなご時世なので、
毎日の健康に感謝しながら過ごしています。
8年に渡り、バレエのレッスンを自宅で毎日しながら、
鏡に映る姿が、恥ずかしいとしか捉えられなかったこの身体を
軸が弱いとか、一番にきっちり立てていないとか、
そういうこと以前に、
毎日先祖供養をしているせいか、
以前と身体に対する捉え方が全く変化し、
たくさんの先祖のDNAが合わさって、光り輝いているように思えて、
大切で、愛おしくて
皆で一緒に生きている証のように思えています。
先祖が頑張って命を繋いできてくれたお陰、
動植物たちの犠牲の上に養われてきたお陰、
大地がたくさんの苦しみをこらえ、やっとのことで鎮まってくれているお陰、
そう思うと、
毎日している土地の供養にしても、「ようこそ、よくおいで下さいました。
あなたの苦しみに気がつかずにいて申し訳ありませんでした。
どうぞ(線香の煙を)召し上がって下さい。
この土地に住まわせて頂いて有り難うございます。」
仲間のように、目に見えなくても、人にも、
動物にも、精霊にも、心から迎え入れる気持ちでいます。
大きな木の枝の先にある葉っぱになったようで、
縁のある全ての存在と繋がっている感覚が
ものすごく豊かで、幸せな気持ちを運んでくれています。
みんなの身体を代表で生きているのだから、
生きていること自体が有り難いし、
幸せが詰まっているように思えます。
時々立ち止まって、ジーンとその幸福感を味わいます。
先祖供養をする前は、
もうちょっと違っていたように思います。
いつか沖縄旅行で体験した、昔の家屋にあった先祖供養の棚、
あの棚にはもう何も供えられていませんでしたが、
それでも目に見えないけれど、長く続くDNAの紐のようなものに
いたく感動して、これこそが日本の原点と感じました。
この原点に戻らなければと思って、
ようやく始められた先祖供養が
私の心と身体を健康にしてくれていると
感じています。